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ショー&パレード、どうやって観る?〜ディズニー後編〜

障害児を連れてのディズニー攻略法

こんにちは。長男10歳、次男6歳(脳性麻痺児)の兄弟を育てているディズニーオタクのちはるです。
今回は脳性麻痺児を連れての東京ディズニーリゾート攻略第二弾!ショーとパレードについてのお話です。

我が子の基本情報
6歳 障害者手帳1級、療育手帳A1。首すわり9割り程度、座位は多少保てる。手足は動かせるが寝返り、ずりバイはできない。胃ろう有り。108cm16㎏

ショーとパレードどうやって観てるの?

コロナ渦で短縮されていたショーやパレードがようやく元の姿に戻ってきましたね! オタクの私はショーパレを見るのが一番の楽しみです。
ランドでは現在ディズニー・ハーモニー・イン・カラーと季節のパレード、夜はエレクトリカルパレード・ドリームライツが行われています。

シーは何といってもビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~がお勧め。
ランド、シーどちらにも車いす用鑑賞スペースがあり、一般ゲストと同じ場所で鑑賞するか車いす用スペースで鑑賞するか選ぶことができます。

【ランド】

なるべく前方でパレードを見たい私は、車いすエリアは敢えて使わずレジャーシートを敷き座って鑑賞しています。DPA(ディズニー・プレミアアクセス)を利用すれば、席番が決まっていますので長い時間場所取りをしなくてもパレード開始時刻の少し前に指定の場所へ行けば間に合います。お金はかかりますが障害児連れで動きが制限されているためとても楽です。
座って鑑賞するエリアではバギーは他のゲストの邪魔になるため利用することはできません。ベビーカーと同じく指定の場所にバギーを置き、次男を抱っこし鑑賞しています。立ち見エリアではバギーに乗ったまま見ることができます。

【シー】

シーは座ってみることもできますが、立ち見のエリアが多く(最前列以外はバギーからは視界が悪い)、ショーが主に湾で行われるので遠いです。我が家はこれまたDPAを利用し車いすエリアで鑑賞しました。シーのDPAは席が決まっていませんので1時間半ほど前から待機列ができています。
昨年私が訪れた際は家族全員車いすエリアで鑑賞することができました。場所によっては本人と介助者一人以外は車いすスペース後方での鑑賞になるようです。

※DPAとは
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/guide/disneypremieraccess.html

シーでは丁度バギーの目線の高さに湾を囲う柵が並んでいるのですが、ショー開始寸前にその柵を外してもらえるんです・・・!!あれ取れるんですね!!


ビリーヴ!は前方の湾や後方ホテルミラコスタの壁を使ったプロジェクションマッピングなど見どころがいっぱいなのですが、次男はプロジェクションマッピングに夢中でずっと後ろ向いてました(笑)

上記は私の個人的な楽しみ方ですので、他の方法でももちろん鑑賞することができますよ!
全てパレードやショーを鑑賞するのは中々大変ですので、これは絶対観たい!ものを一つ決めておくと良いです。時には諦めも肝心です。

まとめ
パレードやショーには車いす鑑賞スペースがある。
同行者全員が同じ場所で鑑賞できるかは場所によって異なり、現地で要確認です。
レジャーシートを敷いて座って鑑賞しても楽しい。その場合バギーは指定の場所に置きます。
有料のサービスですが、DPA(ディズニー・プレミアアクセス)を使用すると長時間待たずに障害児でも楽しみやすい場所で鑑賞できるのでお勧め

番外編 持ち物

パーク内ではなるべく身軽に過ごしたい!でも足りないと困る!

我が家がいつも持っていくもの

・次男の着替え2セット
・オムツとおしりふき
・タオル、ティッシュ、使い捨て防水シート
・レジャーシート
・注入用のシリンジ、薬、水筒2つ(白湯とお茶)
・ご飯セット(エプロン、トロミ剤、スプーン、お守りのラコール)
・春~秋は日焼け止め、冬は防寒具
・財布・スマホ・モバイルバッテリー
・雨予報の場合はバギー用レインカバー(夏の水濡れイベントでも活躍します)
タオルやTシャツ、ブランケットは売っているので足りなければ現地で買い足せます。

いかがでしたか?
少しの工夫と事前の準備で脳性麻痺児と一緒でもかなり充実した時間を過ごすことができます。みなさんもぜひディズニー旅行に挑戦してみてください!

最後に、東京ディズニーリゾートのサービスは常に変更されています。ここで記した内容やサービスは予告なく変更されることがあります。お出かけ前に公式ホームページで最新情報を確認してください。

【東京ディズニーリゾート公式ホームページ】
https://www.tokyodisneyresort.jp

担当ライター:ちはる

10歳6歳児のママ。ディズニーと洋画が好き。ハクナマタタの精神で生きてます。特技はフラダンス。