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ダイナミック・デバイス 佐藤雅哉代表インタビュー② 最新自費リハ データ解析によって多角的にアドバイスするヘルステック機器“ddrobotec”の魅力とは 

ダイナミックデバイス佐藤代表の写真

ダイナミック・デバイスとは、スイスを本社とする“ddrobotec”(ディーディーロボテック)と呼ばれるヘルステック機器を扱う日本法人。スイス本社のCEOは、ロボット工学を専門とするAIテクノロジーのエキスパートであり、ロボット工学をヘルス分野に応用することを考え、ヘルステック機器"ddrobotec”を誕生させた。2019年より、日本法人(ダイナミック・デバイスJapan )は“ddrobotec”の正規販売をスタート。日本国内においては、国が運営をするスポーツ施設及び大学病院にて導入をし、アスリートや患者様のリハビリテーションの現場で使用されている。“ddrobotec”を提供するダイナミック・デバイスの日本法人である佐藤雅哉氏に、話しを聞いた。

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神経発達→脳での身体コントロール機能向上→筋力/パワー向上

『幼少期は特に筋力ではなく神経機能が発達する時期。筋力やパワーなどは日常生活動作上必要不可欠な要素ですがこの神経発達が一つ自立的な動作を助長させるのに必要な要素』といったように『神経発達脳での身体コントロール機能向上筋力/パワー向上』とつなげていくと、よりわかりやすくなるかと思います。特に、神経機能は電気信号による身体制御機能でこの信号がいかに強く、多く早く脳からターゲット部位(足や手など)に届き反応できるかが、幼少期には一番大切な成長過程となります。

また、この観点から“ddrobotec”では、重い重量を上げて筋肥大(筋肉が大きくなる)を促すのではなく、ゲームで遊んで頂いたり、細かなトレーニング動作を行っていく事で、神経の細かなコントロールを促す事ができるトレーニングが可能になります。

 “ddrobotec”は、使い方も重要になってきますので、こちらの指示がある程度理解ができる方が対象になってきます。成人の方には細かく指示を出していくのですが、お子さんの場合難しい部分もある。お子さんには、遊びの延長、ゲーミングメインで遊んでいただて、データを取っています。ビデオゲームのようにゲームができる仕組みになっております。

“ddrobotec”を使いトレーニングするために必要な項目

・自立して座位姿勢が保てる
・最少負荷として片足4kgに耐えることが可能
・理想としては自立歩行が可能
・認知機能観点からはこちらの指示が入りやすい
・身長が120cm以上(足の長さにもよります)

エビデンスを積み重ね、徐々に認知が広まる

中枢系疾患の患者さんへの“ddrobotec”の効果についてですが、現在、多角的な視点からエビデンス等を大学、病院様などと連携をさせて頂いて収集しております。スイス国内においては、“ddrobotec”を使用する事で、神経コントロールが向上し、筋力増強・自立機能向上・疼痛軽減などが報告されております。特に、スイスにおいてはヤニス君(脳性麻痺をお持ちの患者様)が7歳から2年間(週に2〜3回“ddrobotec”を使用)した事により、車椅子での生活から現在では自立歩行が可能となり、ハンドボールを練習できるまでになった事が報告されております。このような結果から、“ddrobotec”は中枢系及び末梢神経機能への効果が高く期待され、特に廃用性による(使用していなかった為の機能低下)筋力低下や自立機能低下の向上、神経疾患系のリハビリテーションに効果がある事を示唆する内容となっています。

“ddrobotec”を使いゲーム感覚でトレーニング

圧倒的に足りてない小児PT。日本のリハビリ環境とは。自費リハビリだからこそできること

理学療法の現場にいた私個人の、主観的な考えになってしまいますが、日本のリハビリテーションの環境を諸外国(特に米国)と比べると、まだまだ専門分野(小児や心疾患等を専門と するPT)が少なく、そのリハビリテーションも、まだ十分に統一化されていないように感じます。その結果、小児の対するリハビリテーションを引き受ける事ができる施設や病院も少なく、そのリハビリテーション内容も施設や担当PTにより大きく異なっている事が現状ではないかと推測しております。加えて、日本の医療制度内においては、理学療法士の開業が許されておらず、リハビリテーションを行える施設が、リハビリテーションを受けたいと思っている方のニーズよりも、明らかに少ないことも要因の一つかと考えております。
“ddrobotec”を使ったトレーニングの様子
近年、自費によるリハビリテーションを受ける事ができる施設も徐々に増えてきてはおりますが、これも国の認可の下行われている施設ではなく、民間企業等が提供しているサービスになりますので今後、どの程度浸透していくかという問題もあるかと思います。

一方、自費リハビリだと、料金も含め、何を特化して出すかというのを前面に打ち出すことができます。日本だと、医療やスポーツ科学というもの個別化されていて、医療がスポーツ科学の知識を取り入れることが難しく、どうしても日本だと医療が上に来てしまう。結果、競争が働くこともなく、新しいことの吸収ができない環境に置かれています。医療は制度を守っていくことも重要なので、難しい部分もあるのかもしれませんが。

サテライトオフィスで地元のセラピストとつなげる役割を

スイスでは、アカデミーといって、導入していただいたところのトレーナーやセラピストに対し、実際にリハビリテーションにどう使っていくのか、その教育部分を進めているという形です。

ダイナミックデバイス サテライトオフィス外観

日本法人では、今後は、『データを容易に測定、身体機能における人間ドッグのような施設』としてサテライトオフィスを展開していければと思っております。そのデータを見て、地元のセラピスト、トレーナーの方にリハビリテーションのプランを設計してもらうことも考えています。

予約サイトがありますので、そちらから予約していただくか、直接電話で予約していただいても構いません。小児の場合は、リハビリではなく遊びという形でやっております。通常メニューは、30分5500円になり、通常メニューに加え、リハビリなど必要でしたら、カスタマイズさせていただきます。

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小児のリハビリには様々な方法があるが、このような最先端の機器を使ったリハビリには新しい可能性を感じる。特に、ゲーム感覚で取り組めるという点は、大よそ“ddrobotec”の対象年齢に入ってくる年長児〜小学生には嬉しい要素なのではないだろうか。ご興味を持たれた方は、選択肢の一つとしてご検討してみてほしい。

現在、サードプレイスでは、ダイナミック・デバイス様のモニタリングに協力してくださる方を募集しております。該当する方がいらっしゃいましたら、当会までお問い合わせください。また、サードプレイス会員のみなさまには、ダイナミック・デバイス様より、お得なクーポンをいただいておりますので、会員専用のサイトでご紹介させていただきます。会員募集はこちら

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