ボバースでボトックス注射。その効果とは

7歳にしてはじめてのボトックス注射

代表の中西です。

先日、次男のボトックス注射に行ってまいりました。現在、次男は南大阪のあさしお園に外来でお世話になっており、南大阪でも考えましたが、圧倒的に家から近い、ボバースで打つことに決めました。

うちの次男は片麻痺で、自立歩行できますが、足がね、顕著に曲がってきておるのです。

運動量が上がるにつれ、左足が中へ中へ入っていく、、、。私も気になっていたときに、南大阪のドクターそして、ボバースのドクターに相談し、受けてもいいのではないか、という判断で、受けることにしました。一番は可逆性なので、一度うってみても、戻るという理由もあり、あわなければ、やめればいいという思いで打つことに。

打つと足が柔らかくなる反面、緊張である程度、歩けていたものが、柔らくなり、崩れるという恐れもあったのです。

日帰り施術で可能。当日の流れとは

筋肉注射ですので、打つときは痛いですが、あとは特に大きな問題はないということもありましたが、実際に打つのは、やはり、子供で暴れることも予想され、鎮静をかけられました。その一週間前には、術前検査で、レントゲンと心電図と血液検査があります。

注射当日は、朝8時半に病院へ。そして、9時半に眠たくなる薬を飲み、これが大苦戦。前日から断食なので、お茶で飲むわけですが、全然飲まない。看護師さんが頑張ってくださって半分ぐらいは飲めたようで、一応、うとうとできました。その後、10時半に手術室に呼ばれ、ここで、麻酔をかけられます。だいぶ、帰りたい！！と叫んでいましたが、鎮静がきくと、ガクッと眠りに。ここで、私とはバイバイ。そして、約30分後、戻ってきた次男は半分起きており、もうあと30分もしないうちに、覚醒。

頑張ったらＹｏｕＴｕｂｅという約束だったので、ＹｏｕＴｕｂｅを見て、あとは、お茶を飲んで、大丈夫だればご飯を食べられるように。こおでもお茶ではなく、ご飯を食べたい！！と、ま、そりゃ空腹だもんなと、ちょっと早めにご飯を食べさせていただき、ここで、嘔吐などなければ、終了で、特に、覚醒後は、いたって普通の次男に。我が家は家庭の事情があり、当日には帰宅しましたが、リハなど受けたい方は、一泊二日で翌日もリハを受けることも可能だそうです。

効果は約一週間後に出るとのことなので、楽しみに待っていましたが、、、。

正直、素人の私が見て、感じ取れるところはあったようななかったようなですが、ＰＴの先生曰く、少し柔らかくなっているとのこと。

そう言われると、若干、歩くときに左足が、内側に入り込んでいたのが、ましになったような、、、。

親に委ねられる判断力。そして新しい施術との出会い

その報告を、南大阪の主治医にしたら「麻酔をかけてやる必要なかったのでは」と、確かに麻酔のリスクはありましたし、ボバースの麻酔を担当された医師がご年配だったのも少し気にはなったけれど。でも、麻酔なかったら相当痛いらしく。ここは、主治医によって意見が分かれるのだとか。

そして、主治医からは体外衝撃波もあるよ、と言われ、また、新しい施術が？！　脳性麻痺業界って癌と一緒でいくらでも、施術があるわけで。

ここは親の判断力と知識が試されるところ。我が家は、基本、自費には行かないって、いけないので（子ども3人もるし、産科医療は認められてないし、トクジとかももらえてないし、、のないないづくしなので）、悩むことはありませんが。サープレでは自費リハや再生医療に関して、アンテナをはってる親御さんも多いので、そういったものをサープレに会員になってくだされば、共有できるのが、サープレの強みでもあります。

ボトックスに関しては、可逆性があるものなので、一度、試してみるのはありかもしれません。